1977年創立以来、エラート音楽事務所は、内外の著名演奏家のマネージメントをはじめ、
有望な新人の発掘など、広く音楽文化の普及と発展にとりくんでまいりました。
その豊富な実績をもとに、これらの演奏家、演奏団体を自信をもってすいせんします。
これら演奏家たちの活動を通じて、
皆様方のまちに、より豊かな音楽文化が根づくことを願っております。

アーティスト

ピアノ 阿部 裕之 河野 美砂子 ハン・カヤ 松田 康子 山下 英子 奈良田 朋子
               
ピアノデュオ   ザイラーピアノデュオ        
               
チェンバロ   中野 振一郎          
               
ラグタイム   池宮 正信 池宮正信とニューヨークフィルの仲間たち (Members of NY フィル)
    ニューヨークラグタイムオーケストラ    
               
パイプオルガン   臼井真奈 土橋 薫 吉田 文      
               
ヴァイオリン   梅原 ひまり 浦川 宜也 玉井 菜採 辻井 淳 森 悠子 谷本 華子
               
ヴィオラ / チェロ   山本 由美子 河野 文昭 酒井 淳      
               
ギター   藤井 敬吾          
               
声楽   浅井 順子 常森 寿子 柱本 めぐみ      
               
フルート   清水 信貴 長山 慶子        
               
ハープ   村上 ひろみ          
               
オーボエ / クラリネット 呉山 平煥 黒岩 義臣      
               
パーカッション / マリンバ 山本 毅 宮本妥子 通崎 睦美    
               
リコーダ / 横笛   神谷 徹 藤舎 名生        
               
アンサンブル   カヴァサントリオ トリオ GOM 京都チェンバーオーケストラ
    サンガ・サラスバティ 鈴木博詞 DUO きょうと  
    デュオ・ドルチェ DUO ヴォルフィ    
    コレギウム・ムジクム・テレマン 延原武春 & テレマン室内管弦楽団
    ザ・ブラスコレクション ラ・スカトラ・デリ・アーギ
    ダンスリールネサンス合奏団(中世ルネサンスアンサンブル)  
    I Tre(三人の会)      
           

 


ピアノ

 
  阿部 裕之 第49回日本音楽コンクールピアノ部門第1位。東京芸術大学附属音楽高校および東京芸術大学音楽学部を卒業。同大学院修了後、ドイツ、フランスで研鑽。 堀江孝子、田村宏、種田直之氏等に師事。パリではV.ペルルミュテール氏にラヴェルの作品を集中的に学ぶ。1983年フランス・エピナール国際ピアノコンクールで銀メダル受賞。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学修了。東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、新星日本交響楽団他との協演やヴァイオリンの前橋汀子・堀米ゆず子とのコンサート、NHK、ニッポン放送および南西ドイツ放送の放送録音など幅広く活動を行う。彼の持つ鋭い感性と多彩な音色のパレットからは、独特のひびきと奥の深い音楽が描き出されて 高く評価されている。
特にラヴェルの演奏には定評がある。1996~97にかけて、ラヴェルピアノ曲全曲演奏会は 大好評を博す。1994年第12回京都府文化賞受賞。 またCD「阿部裕之プレイズラヴェル」をリリース。
現在、京都市立芸術大学助教授として後進の指導にも当たっている。
 

  河野 美砂子 ●ピアニストとしての経歴
京都市生まれ。京都市立堀川高校音楽科、京都市立芸術大学音楽学部業。芸大卒業後、ピアノを井上直幸氏に師事。
1982年渡米、ロスアンジェルスにてJ.ペリー氏に師事する傍ら、P.ニューバウアー氏(元ニューヨークフィル主席ヴィオラ奏者)と共に、カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ各州にてコンサートツアー。
その後、渡欧。83年~84年ウィーン国立音楽学校のE.ウェルバ教授の歌曲伴奏のクラスに通う一方、フライブルクのE,ピヒト=アクセンフェルト女史のもとでさらに学ぶ。
85年帰国後、ソロリサイタルシリーズ〈シューベルトとシェーンベルク〉を五年間にわたり開催、95年および96年には、そのまとめとして二晩にわたる連続リサイタルを、京都、大阪、東京にて開催した。
06年、ソロリサイタル【モーツァルトに会いたい】を京都芸術センター講堂にて開催、従来とは違った形の音楽会が反響をよび、シリーズ継続が決定した。
07年夏に【モーツァルトに会いたい・2】(室内楽特集・「ピアノトリオ」「4手のピアノ曲」)を開催。 2008年3月、【モーツァルトに会いたい・3】(マニアックモーツァルト)では、詩人の谷川俊太郎氏の自作朗読やお話とともに、ソロ演奏をおこなった。
2008年11月には【モーツァルトに会いたい・4】(ピアノで聞くオーケストラの作品)を開催。
2009年3月20日(祝)は、【モーツァルトに会いたい5・最終回】(ピアノコンチェルト)を開催予定。
室内楽では、P.カルミレッリ氏(元イ・ムジチ合奏団主席ヴァイオリン奏者)を始めとする内外のソリストとの共演の他、ベートーヴェン「ピアノとヴァイオリンためのソナタ」全10曲、同「ピアノとチェロのためのソナタおよび変奏曲」全8曲、同「ピアノトリオ」全9曲等をシリーズで企画演奏した。
その他、オーケストラとの共演、通奏低音(チェンバロ)等、広い分野での演奏活動を行う。フォルテピアノ(初期のピアノ)にも興味を持ち、シューベルトの室内楽演奏会を開催した。
88年淡路島国際室内楽コンクール優秀賞。
97年より02年まで大阪音楽大学大学院(室内楽)非常勤講師、2000年より04年まで京都大学医療技術短期大学部(芸術学)非常勤講師、95年より現在まで京都市立芸術大学音楽学部(ピアノ)非常勤講師。
 
ウェブサイト「紫野通信」http://music.geocities.jp/misakn95/
ブログ「モーツァルト練習日記」http://blog.goo.ne.jp/misakn95/

●歌人としての経歴
92年、搭短歌会に入会。
95年第41回角川短歌賞受賞。
04年、第一歌集『無言歌』(砂子屋書房)を刊行。
同歌集により、第5回現代短歌新人賞受賞。
 

  ハン・カヤ 1974年、全日本学生音楽コンクールで受賞。1977年、京都堀川高校音楽科卒業。桐朋学園大学音楽学部入学。1980年、第49回日本音楽コンクール2位。第25回海外派遣コンクールにて松下賞受賞。1982年、桐朋学園大学を首席で卒業。 (旧)西ドイツフライスブルク国立音楽大学大学院に入学。エディッ・ピヒト=アクセンフェルト女史のもとで学び、1984年、西ドイツ芸術国家資格試験に 最優秀にて合格し、同大学(Aufbau Studium)卒業引き続き同大学Solisten科に入学。 1985年には、全ドイツオンガクコンクールにて受賞。 1986年、西ドイツ芸術ソリスト国家資格試験にも最優秀にて合格し卒業。つづいて、第44回ジュネーブ国際コンクールにて第3位入賞(1、2位なし)。この受賞を契機に、欧米各国(ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、オランダ、オーストラリア、そしてカナダ等)及び東京、大阪を始めとする日本全国各地にて、ソロリサイタル、室内楽、主要オーケストラとの共演等々、活発な演奏活動を行い、各地にて絶賛をあびている。なお、TV、ラジオ録音・放送も各国主要都市にて行い、(ドイツ=SDR、SWF、オーストリア=ORF、スイス=DRS、カナダ=ABC、日本=NHK、TV、 FM等々)1990年5月には、ebsとドイツSWFとの協賛でブラームスのプログラムによる CD録音が発売された。また、フィンランドのクフモ音楽祭、オーストリアのフラーツ・シュタイリッシャーヘルブスト現代音楽祭、ドイツ、ミュンヘンでのジョン・ケージフェスティバル、マインツのアルス・ノーヴァ、そしてムジカ・ヴィア等より招待され演奏。1985年~1997年、カールスルーエ国立音楽大学講師。 1986年よりフライスブルク国立音楽大学講師。
矢部民、下村和子、小林仁、井上直幸、三浦みどり、エディット・ピヒト=アクセンフェルト、 ラモンヴォルダー、ブルーノ・レオナルド・ゲルパーの諸氏に師事。
 

  松田 康子 京都桂生まれ。幼少よりピアノを始める。その才能は早くより開花し、13歳にして大阪交響楽団と共演する。京都市立堀川高校音楽科を経て東京芸術大学卒業、大学院修了後パリを経て、ミュンヘンに留学。ローズル・シュミット女史に師事。日本では、伊奈和子、土肥みゆき、田村宏、故永井進、園田高弘の各氏に師事する。
1974年ブゾーニ、ヴィオッティコンクール入賞。
1984年セルジュ・チェリブタッケ指揮のミュンヘン・フィルに招かれてドイツデビューを果たし、急激に活動を開始する。代表的な活動としては、1985年バッサウヨーロッパ週間、 1988・1990・1994・1996年ベルリンフィルハーモニックでのコンラート・ラッテ指揮によるモーツァルト・ピアノ協奏曲のツィルクス、1989年ザルツブルグ・モーツァルト週間でのウィーン・フィル・ポーランド室内フィルハーモニー・北ドイツラジオシンフォーニーとの共演、 1990・1991年コールバッハ・モーツァルト週間、 1991年若杉弘指揮ミュンヘン・フィル・ハーモニーとベートーヴェンピアノ協奏曲第3番を共演。 1992年イタリア・バルマでリサイタル。パドヴァーヴェニス室内オーケストラとイタリア、ドイツ公演(指揮:ブルーノ・ジュラーノ)。1994年ゲヴァントハウスで 中央ドイツ放送オーケストラとシュラトラウスブルレスケを、マルク・アンドレー指揮ハイドンオーケストラとイタリア、オーストリア演奏旅行。
1994・5年夏の音楽祭、中央ドイツ放送局主催でワルトブルグ等々でリサイタルラジオ同時中継。 1995年カッセル国立オーケストラ、ゲオルグ・シュームヘ指揮ベートーヴェン、 ハチャトゥリアンピアノ協奏曲を共演等。ピアノ協奏曲、リサイタル、室内楽、放送録音の分野でドイツ主要都市のみだけでなく、 フランス・イタリアにても活躍する。 明晰な形式美、卓越したテクニック、愛情に満ちた深い感性を内包する格調高い芸術家として絶賛されている。現在ミュンヘン・リヒャルト・シュトラウス音楽院で教鞭を執る一方、ドイツ・フランス・アメリカの各地より招待を受け、マスタークラスにおいて指導している。
彼女は単にモーツァルトのスペシャリストにとどまらず、ベートーヴェン・シューベルト・シューマン等のドイツロマン派やドビュッシー・ラヴェル等のフランス印象派においても優れた演奏を見せる。加えて多くの現代作品をもそのレパートリーとしている。又「オブリガード」レーベルに録音を行い、ショパン・ブゾーニ・モーツァルト・ドビュッシー・ラヴェル・シューマン・ベートーヴェン・シューベルトのCDが発売されている。
 

  山下 英子 京都に生まれる。 1984年東京芸術大学付属音楽高等学校を経て、東京芸術大学音楽学部に入学。小林仁氏に師事する。
1986年第55回日本音楽コンクール第3位入賞。
1988年東京芸術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。DAAD給費生として、 ハンブルク国立音楽大学に留学。フォルカー・バンフィールド氏に師事。
1990年同音楽大学ディプロム課程を最優秀で卒業。
1991年ハンブルク国立音楽大学学生オーケストラ定期公演にて、ラヴェルの協奏曲ト長調を演奏。
1992年第1回エリーゼ・マイヤーコンクール(ハンブルク)で優勝。 シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭(ノイシュタット)にてソロ・リサイタル。
1993年ベルリン国立歌劇場にて、ベルリン交響楽団とモーツァルトの 協奏曲第25番K.503で協演。(指揮はハンス=ディーター・バウム)。
1994年ハンブルク国立音楽大学演奏家課程を最優秀で卒業。ハンブルク交響楽団と ベートーヴェンの協奏曲第4番(指揮はアンドレアス・ミルトナー)。 第1回国際メンデルスゾーン・コンクール(ハンブルク)のファイナリスととなる。 1995年マグデブルク・フィルハーモニーとベートーヴェンの協奏曲第4番で協演 (指揮はマティアス・フスマン)。ハンブルク世界平和週間 "ATOMTESTSTOP"、 NDR(北ドイツ放送)のラジオ番組"Sonntake"に出演。またNDRのテレビ放送でルートヴィヒ・ギュットラー指揮ドレスナー・ザクソニエとハイドンの協奏曲を演奏。
1996年ヒーツァッカー・フィスティバルにてルートヴィヒ・ギュットラー指揮 ドレスナー・ザクソニエとモーツァルトの協奏曲第17番K.453。マグデブルク・フィルハーモニーとシューマンの協奏曲(指揮はマティアス・フスマン)。 第13回ポルト国際音楽コンクールにてディプロマ賞を受賞。この他にもドイツ各地でソロ・リサイタルを活発に行っている。 ルートヴィッヒ・ギュットラー指揮ドレスナー・ザクソニエとモーツァルトとは97年にモーツァルトの協奏曲第19番k.459での演奏が決まっている。
1997年マグデブルク・フィルとモーツァルトの協奏曲第25番K.503協演。(1月)
 

  奈良田 朋子 1970年大阪で生まれる。1984年第2回滋賀県ピアノコンクール中学の部第2位(1位なし)受賞。 1986年滋賀県立膳所高等学校入学。1988年第42回全日本学生音楽コンクール大阪大会高校の部第1位受賞。1989年京都市立芸術大学音楽学部入学。(財)安田生命文化財団クオリティオブライフより奨学金授与される。1993年同大学卒業、音楽学部賞を受賞し、卒業演奏会に出演。同大学大学院に入学後、渡仏しパリ国立高等音楽院第3課程研究科に入学。 1994年マリア・カナルス国際ピアノコンクールにて、メダル受賞(スペイン、バルセロナ)。 1995年第10回ラフマニノフ国際ピアノコンクールにて、第2位及びラフマニノフ特別賞受賞(イラチア、モルコーネ)。第4回マヴィ・マルコツ国際ピアノコンクールにて、第2位(1位なし)受賞(イタリア、アオスタ)。パリ国立高等音楽院修了。 4月、NHK-FMリサイタルに出演。5月第4回リスト国際ピアノコンクールにて、第3位受賞。(オランダ、ユトレヒト)オランダ主要都市10ケ所にてコンサート、ソロリサイタル開催。パリ・スコラカントルムを経て、現在マルセイユ音楽院マスタークラスに在学中。これまで吉富真弓、下村和子、ジャック・ルヴィエ、セルジオ・ペルティカローリの各氏に師事。 1977年4月京都にて日本でビューコンサート開催(於アルティ)
 

ピアノデュオ

 
  ザイラー
ピアノデュオ
~ドイツの魂と日本の魂がひとつに溶けあったザイラーピアノデュオ~
現在、京都市在住。京都府日吉町には古寺を移築したかやぶきの音楽堂を持つ。そこを拠点に、日本各地はもとより、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア等、世界各地で演奏活動、音楽教育、放送活動など幅広い活動を続ける一方、伝統的ドイツ音楽の継承者として、ソナタ形式の神髄を深めるべく活動を続ける。在日30年をこえる大の親日家でもある。
その繊細な音楽の背景
ザイラー夫妻は、現在、京都市内と京都府船井郡の農村日吉町に居を構えています。 1973年に農家を改築して住み始めて以来、田畑を耕作し、米麦をはじめ種々な作物を作り、「自然」からインスピレーションを受けるという生活を送っています。1989年には、自宅裏山に福井県の禅寺「禅応寺」の本堂を譲り受けて移築した「かやぶき音楽堂」を完成、独自の芸術空間を創り出すに至っています。吹き抜けと120坪の大広間を擁し、 300名が収容可能なこの「かやぶき音楽堂」は、ザイラーピアノデュオが、音楽の理想を求め、納得ゆくまで研鑽を積むことを可能にするかけがえのない空間であると同時に、ザイラーピアノデュオの音楽に魅せられたファンの方々との大切なコミニュケーションの場でもあります。音楽堂では、毎年、春と秋に「かやぶきコンサート」が開催され、世界中から訪れる年間5000人もの聴衆たちが自然の中で心ゆくまでザイラーピアノデュオの 演奏に耳を傾けることになります。 ザイラーピアノデュオの精緻なる音のルーツ!
 

チェンバロ

 
  中野振一郎 京都生まれ。 66年桐朋学園大学音楽学部の演奏学科(古楽器専攻)を卒業。 90年10月~11月に大阪で開いた4回連続の独奏会 「ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅」により「大阪文化祭金賞」等を受賞。翌年7月にはフランスの「ヴェルサイユ音楽フェスティバル」のクープラン・サイクルに出演。ケネス・ギルバートやボブ・ファン・アスペレンら欧米を代表する名手と肩を並べ 「世界の9人のチェンバリスト」の1人に選ばれている。 92年6月、「バークレー古楽フェスティバル」へ最年少の独奏家として招かれる。 93年ロンドンの独奏会場ウィグモア・ホールのデビュー・リサイタルを開き、 「日本人には珍しいパーソナリティーを持っている」と的確な評価を得た。
94年10~12月にはスタンデイジとの二重奏を含む3回連続の演奏会 「チェンバロ三夜物語」を東京で開き、「豊かな表現」 (音楽評論家・岡部真一郎氏=日本経済新聞)が改めて注目を集めた。 95年3、6、10月と日本経済新聞社主催の「日経リサイタルシリーズ/ワークショップオブミュージック」に出演し、 「柔軟・自由・ほどよい即興で自然体、”楽興の時”をきざんでゆく」 (音楽評論家・故中河原理氏=1995年6月19日付朝日新聞夕刊) あるいは、「さりげない素顔を見せるこの若い音楽家は、間違いなく、日本が世界に誇るべき名手である」 (音楽評論家・岡本稔氏=1995年10月20日付日本経済新聞夕刊)と評された。
1992年2月のドイツ招聘演奏旅行ではコレギウム・ムジクム・テレマンを率いて見事に聴衆を沸かせ、ソリストとしてだけではなく、オーケストラの音楽を構成するディレクターとしての魅力を国際的にアピールすることができた。また99年の10月にはバッハの大曲「ゴルトベルク変奏曲」をCD収録し、11月には東京・名古屋で、12月には大阪で公演。「各演奏が持つ世界を可能な限り忠実に描出しようとする紳士な姿勢には心を打たれる」「先人達の遺産を鑑み、大地をしっかり踏まえた中野の解釈の方が説得力が大きい」 「この基本的な解釈に更なる年輪が刻まれるのを見守っていきたい」 (音楽評論家・岡本稔氏=1999年11月9日付日本経済新聞・夕刊)と絶賛された。 12月の大阪公演はこれを皮切りに毎年行なわれている。
その後の活躍ぶりは枚挙に暇がなく、全国の主なホールにおけるソロ・コンサートは言うに及ばず、 各界著明アーティストとの共演も数多い。その演奏レパートリーはバロック期のチェンバロ音楽ほとんど全てに及んでいる。 格調高い古典音楽の演奏、ラグタイムやウィンナーワルツの演奏等、そして時折コンサートの合間に顔を出す軽妙洒脱で上品な関西風トーク…等、 まさに新時代のチェンバリスト。
CDの収録にも意欲的で、過去にリリースしたソロ・アルバムは好評、 2000年に出した「ゴルトベルク変奏曲」はヒストリカルとモダンを弾き分けるという誰にも真似のできない演奏と発想でレコードアカデミー賞録音賞に輝いた。なお、2000年12月には、手勢のコレギウム・ムジクム・テレマンとのセッションによる「バッハ/チェンバロ協奏曲集」をリリース、バッハ・イヤーの締めとなった。

【主な受賞歴】
1991年度「大阪文化祭賞・金賞」、「大阪市・咲くやこの花賞」
1992年度「村松賞」、「関西芸術大賞・シルバー賞」
1994年度「大阪文化祭賞・本賞」
1995年度「大阪文化祭賞・本賞」
1996年度「大阪文化祭賞・本賞」
1996年度「文化庁芸術祭・音楽部門/新人賞」

【ディスコグラフィー】
・「イージー・ウィナーズ~スコット・ジョプリン・オン・チェンバロ」
・「優しい恋わずらい~ヴェルサイユの音楽」
・「バッハ家の音楽帖」
・「ウィーンへの夢~オペレッタ・オン・チェンバロ」
・「中野振一郎/疾風怒濤」
・「J.S.バッハ・アルバム」(レコード芸術:特選盤)
・「スペイン・ポルトガルのチェンバロ音楽」(レコード芸術:特選盤)
・「ウィーン気質」
・「J.S.バッハ・アルバム2」(レコード芸術:特選盤)
・F.クープラン & フォルクレ」
・「バロック誕生」
・「ゴルトベルク変奏曲」(レコード芸術:特選盤/レコードアカデミー賞録音賞)
「バッハ/チェンバロ協奏曲集」
「フランス組曲全曲」(リリース予定)   他
 

ラグタイム

 
  池宮 正信 1946年、中国旧奉天市生まれ。京都洛星高校在学中に渡米。オーベリン大学ピアノ科首席卒業、インディアナ大学大学院最優秀学生として修士号を得る。1980年メイン州にて「アーカディ音楽祭」を創立主宰し、全米有数の音楽祭に育てあげ、毎年1万人以上の聴取を集めている。ピアニスト、チェンバリスト、室内楽奏者、指揮者、国際コンクール審査員としての活動はアメリカ、カナダ、中米、ソ連邦、ヨーロッパおよび日本各地に及んでいる。池宮は、全米のラジオ・テレビ、国連本部(ニューヨーク)での定期演奏や各地のフェスティバルを通じ、米国音楽、特にラグタイムのトップピアニストとして確固たる地位を築いている。また、 彼のこのような国際的な活動に対し国連より表彰されています。
 

 

池宮正信と
ニューヨークフィルの仲間たち
(Members of NY フィル)

ニューヨークフィルのトップアーティスト4人で結成された弦楽四重奏(String Quartet)は、 ニューヨークやボストンなど各地で演奏会を行っており、池宮正信氏の主宰する アーカディ音楽祭にはレギュラーとして毎回出演しています。

  ●ケネス・ゴードン   Kenneth Gordon ( 1st. Violin )
  ●ジノ・サンブコ   Gino Sanbuco (2nd. Violin )
  ●ドリアン・レンス   Dorian Rence ( Viola )
  ●ジェラルド・アップルマン   Gelard Appleman ( V.Cello )
 

  ニューヨーク
ラグタイム
オーケストラ
(※BMGビクターのCDにはアメリカン・ラグタイム・オーケストラと書いてありますが、 ニューヨーク・ラグタイム・オーケストラに変わりました)
1993年に池宮正信によってニューヨークのトップラグタイムジャズプレイヤー達と クラシックプレイヤー達を集めて結成され、その時代の Authentic (正統な) ラグタイム・オーケストラとして米国で活躍している。
このオーケストラはその時代よく見られた Theater Orchestra (劇場楽団)を再現したもので、ヨーロッパの小さな歌劇場のオーケストラに似ていて、弦、管楽器、打楽器が揃っており、様々な催し物に使われていた。ブロードウェイミュージカルやヴォードヴィル(Vaudevill)劇場だけでなく、その時代アメリカ中、例えば高級ホテル、レストラン、ダンスホール等でも独自にこのような楽団を持っていた。ラグタイム・オーケストラはオペレッタ、ミュージカルからヴォードヴィルそして無声映画(チャップリン等)の伴奏、その他ワルツからタンゴ、そしてその時代一番のポピュラーだったラグタイムを演奏していた。その後1917年、第一次世界大戦に参加したアメリカには違った時代の風が流れ始め、中流階級の人々は新しく流行ってきたジャズに取り付かれ、ディキシーランドジャズやその後のビッグバンドへと主流は変わり、ラグタイム・オーケストラはすたれ忘れ去られてしまった。
ジャズの宝庫といわれているニューオリンズのトゥレーン大学(Tulane University)のジャズ書庫で池宮がラグタイム時代のオリジナルスコアやパートを探し出したものを使って、その時代のオーケストレーションの音を再現するのがニューヨーク・ラグタイム・オーケストラである。
 

パイプオルガン

  臼井真奈 国立音楽大学薬理学科卒業後、フランクフルト音楽大学オルガン科でエドガー・クラップ氏に師事。同学卒業時にオルガニスト・ディプロマ賞を取得。現在は、京都およびドイツ・カッセル市を足場に、世界各地で多彩な活動を展開している。ストックホルムの「夏のオルガンコンサート」、ボンのドームで開かれる国際オルガン音楽祭、ミュールハウゼンのミュンスター、チューリンゲンの「オルガンの夏」に招かれるなど、ヨーロッパ各地での演奏活動は毎年20回を超えるが、94年12月のオルガン協奏曲(ヘンデル)の連続演奏はとりわけ好評を博した。また、96年夏にはカッセルの姉妹都市フィンランドのロヴァニエミ市に招かれ、 リサイタルを行った。
日本では93年、95年いずみホールでのコンサートなど、各地のホールや教会でのリサイタル、合唱団やオーケストラとの共演でも高い評価を得ている。リサイタルのかたわら、テレビやラジオに出演。95年のクレーベンシュタイン教会におけるオルガンCD制作にひきつづき、 2枚目のCD「バッハオルガン曲集」を制作中である(97年3月1日発売予定)。
 

  土橋 薫 大阪音楽大学ピアノ科及びオルガン科を卒業。東京芸術大学大学院修了。大学院在学中に西ドイツ、 ウェストファーレン州立教会音楽学校に奨学金を得て留学し、西ドイツ協会音楽科A資格 (オルガン演奏、声楽)を取得。
ピアノを武田邦夫に、オルガンを久保田清二、秋元道雄、 アルノー・シェーンシュテットの各氏に師事。
1983年よりほぼ毎年、ドイツを中心とするヨーロッパ各地において演奏活動をおこない、好評を博す。特に1994年の夏には、ポーランドのクラクフ市のオルガン連続演奏会に招かれ、大変好評を得た。日本国内では、ザ・シンフォニーホール、いずみホール、京都コンサートホールなど大阪を中心に、東京、京都、神戸、その他の各地で多くの演奏会に出演している。なかでも、ザ・シンフォニーホールにおける「オルガン名曲コンサート」(1994年7月、1995年5月、 1996年6月、1997年7月)、いずみホール・パイプオルガン・シリーズ(1995年8月、 1996年2月)は、わかりやすい解説&トークと共に、特に好評を得た。
ソロ・コンサートの他に、合唱やオーケストラとの共演も多い。その他NHK-FM放送などにも出演。
現在、大阪音楽大学、相愛大学音楽学部、及び甲南女子大学の講師。 日本キリスト教団島之内協会オルガニスト。日本オルガニスト協会会員。

  吉田 文 名古屋に生まれる。中学校を卒業と同時に単身渡独。バーダーボーン大聖堂オルガニスト:ヘルムート・ペータースに師事して本格的にオルガンを学びはじめた。そしてこの年から既に教会オルガニストとして活躍している。89年、17歳でドイツ国立ケルン音楽大学に入学し、オルガンをKMD(教会音学長)ヴォルフガンク・シュトックマイヤー、ケルン大聖堂オルガニスト:クレメンス・ガンツ、ピアノをフランツ=エゴン・クラインヨハン、陳必先、声楽を アーデュア・ヤンツェン、指揮法をルドルフ・エヴァーハート、ヘニング・フレデリックスKMDの各教授に師事。また故ガストン・リテイズのマスターコースを修めた。 94年同大学カトリック教会音楽家を卒業「Kantorin(A級教会音楽家)」の称号を受け、引き続き同大学オルガン科に入学し、96年1月優秀賞で卒業、演奏家コースに進んだ。現在、ケルン市聖パウロ、マリアヒルフ、聖マルテヌス教会のオルガニストを勤めている。この間、 89年4月には由緒ある「パーダーボーン大聖堂オルガン・ツィクルス」に抜擢されてメシアンの「主の降誕」全曲を演奏、絶賛を博し、94年4月にも同ツィクルスに再度起用され、現地各紙が揃って高い評価を与えている。また91年秋には、母吉田徳子との「オルガン連弾演奏会」でドイツ各地に演奏旅行して話題となった。92年秋、新設の愛知県芸術文化センターを視察の皇太子殿下、秋篠宮夫妻、ロスアンジェルス市長らのために、同コンサートホールでオルガンを演奏。「ルンデあしながクラブ」推薦コンサートには 93年から毎年出演(東京・名古屋・大阪)し、ここのオルガンの特性を十分に考慮したプログラミングで、オルガン音楽の普及を願って意欲的なコンサートを続けている。留学生活を軽妙に綴ったエッセイ集「AYAのオルガン武者修行」(Edition RUNDE 刊)も好評。

ヴァイオリン

 
  梅原 ひまり 4歳よりヴァイオリンを始め、1966年、NHK・毎日学生音楽コンクール第1位。桐朋学園大学卒業後、1976年渡独し、ベルリン芸術大学に入学する。1980年にベルリン芸術大学を首席で卒業。帰国後、数回のリサイタルの他、京響とニューイヤーコンサートにて共演。NHK「午後のリサイタル」「音楽アルバム」に出演。室内楽ではホルンのペーター・ダム市氏など外来の著明な演奏家との共演も多い。また、 1983年より始められた弦楽六重奏の演奏会は好評を得ている。今までに故長谷川孝一、香西理子、江藤俊哉、トーマス・ブランディスの各氏に師事。また、室内楽を ウルリッヒ・コッホ氏に師事。1986年、京都市芸術新人賞受賞。現在、京都市立芸術大学非常勤講師。同志社女子大学嘱託講師。
 

 

浦川 宜也

鈴鎮鎮一氏に手ほどきを受けた後、小野アンナ女史の門に入り、1953年に音楽コンクール入賞、近衛秀磨氏に認められデビュー。1959年西ドイツ給費留学生として渡欧。 ベルリンでM.シュヴァルベ氏に、ミュンヘンでW.シュトロス氏に師事。 1964年ミュンヘン国立音楽大学を首席最優秀賞で卒業。1965年、大指揮者J.カイトベルト氏に認められ、バンベルグ交響楽団第一コンサートマスターに就任。 1969年ソリストとして独立。以来西ドイツを中心に、スイス、オランダ、イタリア、フランス、スウェーデン、フィンランド、チェコ、ポーランド各地で演奏。1974 年10数年ぶりに一時帰国。ヨーロッパ伝統を継承する新しいタイプのヴァイオリニストとして高い評価を得る。 1979年名ピアニスト、フランツ・ルップとのベートーヴェン、ブラームスの全ソナタのレコーディングで注目を集める。1982年ワシントン・ライブラリー・オブ・コングレスのシリーズに出演。「クライスラーの再来」と絶賛される。1984年4月より東京芸術大学教授に就任。 1986年ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字賞を贈られる。
最近は日本のヴァイオリン・ソナタ作品集(Pf:岡本美智子)、ヴィヴァルディ: 和声と創意の試み作品B全曲(共演:東京クラシックプレイヤーズ)などをリリースして好評を得た。
東芝EMI、フォンテック、アートユニオンより多数のCDを発表している。
 

  玉井 菜採 京都に生まれ、4歳よりヴァイオリンを始める。
桐朋学園大学卒業。東儀祐二、小国英樹、久保田良作、立田あづさらの諸氏に師事。 1991年、日本音楽コンクール入選、 1992年には「プラハの春」国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、 併せて審査委員長特別賞であるヨゼフ・スーク賞も受賞。「プラハの春」国際音楽祭をはじめ、チェコ各地に招かれて演奏会を行なう。 1993年にはサントリーホールにて、東京デビューリサイタルを行う(ソニー音楽振興会主催)。
桐朋学園卒業後、安田生命クオリティー・オブ・ライフ文化財団の助成を受け、 アムステルダム・スヴェーリンク音楽院にてヘルマン・クレバース氏に、また、その後ローム・ミュージックファンデーションの助成を受けて, ミュンヘン国立音楽大学にて、アナ・チェマチェンコ氏に師事。この間、J.S.バッハ国際音楽コンクール最高位(1位なしの2位) エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位、フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール第1位など、数多くの内外のコンクールに入賞。 2000年ミュンヘン国立音楽大学マイスタークラスを卒業。 12月にはシベリウス国際ヴァイオリンコンクールにて第2位を受賞。
これまでに、ブルノフィル、ロイヤル・フランダース管弦楽団、ベルギー放響、ヘルシンキフィル、スロヴァキアフィル、ロシア・ナショナル管弦楽団、日本フィル、 京響、大阪フィル、関西フィル、大阪センチュリー管弦楽団など、内外のオーケストラとコンチェルトを共演,また、日本及びヨーロッパにおいて, リサイタル、室内楽,また紀尾井シンフォニエッタ東京のメンバー、アンサンブルofトウキョウのコンサートマスターとして幅広く活躍している。 2000年に京都で行ったバッハ無伴奏ソナタ・パルティータ全曲演奏会は「音の美しさ、安定した技巧、リズムの躍動感と柔軟性に加えて,若々しく颯爽とした伸びやかな表情に、ひたむきさと同時に気高さすら感じさせて、まことに立派という以上に言葉を失うほどの充実度を示した」 (京都新聞)と絶賛された。 2002年は各地でのリサイタルの他に,7月の京響定期演奏会,8月にはNHK交響楽団の 福井・岐阜・静岡での公演などにソリストとして出演することが決まっている。

2001年の主な活動
1月:京都フィルハーモニー室内合奏団定期演奏会でベートーヴェンのロマンス、ラヴェルのツィガーヌを共演。
2月:栗東分科会館"さきら"にてVc.の河野文昭・美紗子氏と室内楽演奏会。 スロヴァキアフィルハーモニー管弦楽団定期演奏会にて、ジェームス・ロッホラム氏の指揮で ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を演奏。
3月:大津市・滋賀銀ホールにて、ヴィヴァルディーの"四季"をバロックオーケストラと共演。
5月:西宮市・大谷美術館でリサイタル。八王子・西岡酒造「月丸音草子」シリーズで、 Vl.の野口千代光氏とヴァイオリンデュオのコンサート。びわ湖ホールにて、ウラディミール・スピヴァコフ氏指揮ロシアナショナル管弦楽団と チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を共演。
6月:牧村邦彦氏指揮、八幡市民オーケストラとヴェートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演。
7月:富士山麓国際音楽祭,ゆふいん音楽祭に出演。
8月:愛知県芸術劇場にて,北原幸男指揮東海学生連合オーケストラとブラームスのヴァイオリン協奏曲を共演。
9月:大阪・イシハラホール、イシハラリリックアンサンブル演奏会にて,野平一郎氏とハイドンのチェンバロとヴァイオリンのための協奏曲を共演。岡山音楽祭におけるアンサンブルofトウキョウ演奏会で,バッハのオーボエとヴァイオリンのための協奏曲を共演。
10月:八日市文化芸術会館、22世紀の音楽会にて小林道夫氏と共演。神戸・須磨ルーテル教会にてリサイタル。
11月:びわ湖ホールにてヨセフ・ハーラ氏とブラームスのヴァイオリンソナタ全曲のリサイタル。
12月:狛江にてヨセフ・ハーラ氏とリサイタル。びわ湖ホールにて沼尻竜典氏指揮大阪フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンのロマンス第1番,第2番を共演。
その他:紀尾井シンフォニエッタ東京定期演奏会,アンサンブルofトウキョウ、カンマ-アカデミー与野、他

 


  辻井 淳 1978年3月、東京芸術大学附属音楽高校卒業。1981年10月、第50回毎日音楽コンクールヴァイオリン部門第2位入賞、1982年3月、東京芸術大学卒業、DAAD(ドイツ政府留学生)として、シュトゥットガルト音楽大学入学、1984年4月、京都市交響楽団コンサート・マスターに就任。 1993年3月退団。森正、山田一雄、デビッド・シャローン、小林研一郎、手塚幸紀、十東尚宏、 湯浅卓雄、高関健の各氏とコンチェルトを共演。
日本各地でのリサイタルほか、FM放送、新日本フィル、群馬交響楽団他の 客員コンサートマスターとしても活躍。
久保田良三、亀山絹子、山岡耕作、田中千香子、ヴォルフガンク・ミュラーの各氏に師事。
現在、神戸女学院大学助教授、京都市立芸術大学非常勤講師。
 

  森 悠子 桐朋学園大学卒業。斎藤秀雄教授の助手をつとめた後、チェコスロヴァキア、フランスに留学。マリア・ホロニョヴァ、ミシェル・オークレールに師事。1972年よりフランスで演奏活動に入り、バイヤール室内管弦楽団などと共にヨーロッパ各国のフェスティバルに出演。 1977年より88年までフランス国立放送新管弦楽団にて活躍。1983年以降毎年帰国し、リサイタルや室内楽コンサートを開催している。1984年から91年にかけて数回、小沢征爾の主催する「斎藤記念オーケストラ」に参加。1988~1996年リヨン国立高等音楽院助教授。 1991年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ章を受賞。 1990年京都フランス音楽アカデミーを創設。以来同アカデミーの音楽監督をつとめている。
 

  谷本 華子

兵庫県西宮高校音楽家を経て、桐朋学園大学音楽学部ソロリストディプロマコース入学。ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てカナダ・プランドン大学へ留学。日本、カナダ各地でリサイタルを行い好評を得る。
全日本学生音楽コンクールでは、中学校と高校の部でそれぞれ全国第1位、カナダナショナルヴァイオリンコンクール第2位、シェーンヴァイオリンコンクール第1位、他多数受賞。
ソリストとして国内のオーケストラはもとより、サンクトペテルブルクシティフィルハーモニック、国立ブルガリア室内オーケストラ、エドモントンシンフォニーオーケストラなどとも共演。
神戸ユース賞、ゆずりは賞、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、大阪府より「21世紀協会賞」、大阪府知事賞、クリティッククラブ音楽賞、他多数の受賞を重ねる。その確かな技術力と音楽性が認められ、サントリー株式会社より1752年製作のトーマソ・カルカッシを無償貸与される。
現在、ソロや室内楽を中心に長岡京室内アンサンブルのメンバーとして活躍する他、兵庫県立西宮高校音楽科非常勤講師として後進の指導にも努める。

 

ヴィオラ

  山本 由美子 桐朋学園にてヴァイオリンを篠崎功子、室内楽を岩崎叔、青木十郎、黒沼俊夫に学んだ後、 デトモルト国立音楽大学、ケルン国立音楽大学マスターコースにて、 ヴィオラをブルーノ・ジュランナ、ライナー・モーク、今井信子、室内楽を アマデウス弦楽四重奏団の下で学んだ。
滞独中、ケルナー・アンサンブル、アンサンブル of トウキョウ、ニューチェンバーアンサンブルの メンバーとして、ヨーロッパ各地で演奏会、レコード録音などを続けた後帰国。
現在、ケルナー・アンサンブル、アンサンブル of トウキョウ、ニューチェンバーアンサンブルの メンバーとして、また、ソリストとして、各地で活躍している。
1970年、西日本学生音楽コンクール第1位、1981年、ウォルフガンクホックコンクール第1位、 1982年、ジュネーブ国際コンクール銅メダル。
1983年、西ドイツ国家演奏家資格試験に合格。
神戸女学院大学音楽学部非常勤講師。京都市在住。
 

チェロ

  河野文昭 京都市立芸術大学卒業。第50回日本音楽コンクール第1位入賞。ロスアンジェルス及びウィーンにて研鑽。帰国後は毎年全国各地でのリサイタル、協奏曲、放送、CD録音など独奏者として、また室内楽奏者としても他方面に活躍。特に、91年より5年間に渡って京都でおこなわれたリサイタルシリーズ「河野文昭チェロワークショップ」は各方面で大きな反響を呼んだ。京都府文化賞、藤堂音楽賞、京都音楽賞等受賞多数。黒沼俊夫、G.ライトー、A.ナヴァラの各氏に師事。 現在、アンサンブル of トウキョウ、紀尾井シンフォニエッタのメンバー。東京芸術大学助教授、京都市立芸術大学講師として後進の指導にもあたっている。また「日本音楽コンクール」「札幌ジュニアチェロコンクール」等の審査員を勤めている。93年より大分県「ゆふいん音楽祭」 音楽監督。
 

  酒井 淳 1975年名古屋生まれ。86年4月父の転勤にともない米国シアトルに転居、ロナルド・レナードに師事。87年以来ハーヴィ・シャピロ、堤剛の指導を受け、また、ヨーヨー・マ、ポール・トルトリエ、ムステイスラフ・ロストロポーヴィッチ等にも親しく教えを受けている。87年8月ベルリン・フィルハーモニー・ザールにてベルリン交響楽団と共演。同年7月第1回「アッチャンを聴く会」(ルンデの定例会)。以後米国国内でもソロ・リサイタルのほか、各地のオーケストラと幅広い協奏曲レパートリーで数々の共演を行っている。90年第4回アメリカン・チェロ・コングレスに招かれリサイタル。 91年第60回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位。92年8月「広島~平和コンサートの夕べ」でラロの協奏曲を演奏。93年ハーバード・ジッパー・アワード受賞。 94年2月クロスローズ室内管弦楽団とヒンデミットの協奏曲を共演。同年フランス国立パリ高等音楽院に首席合格、現在チェロをフィリップ・ミュレール、室内楽をクリスチャン・イヴァルディに師事している。95年2月パリの日本週間でクワルテット出演、また同じメンバーによるヴェルサイユで「阪神大震災チャリティー・コンサート」を催した。ルンデあしながクラブ推薦コンサートには92年以来毎年2回東京・名古屋・京都などで出演、 毎回若々しく意欲的な演奏で聴衆を魅了している。
 

ギター

 
  藤井 敬吾 演奏家であり、また作曲家でもある。自らの作品を演奏するという数少ないギタリストとして独奏、 室内楽、協奏曲などの他、ピアニストである夫人の藤井由実との二重奏を中心に活躍している。
1956年、北海道上磯市に生まれる。7歳よりギターを始めイギリスのギルド・ホール音楽院 ギター科 Post-Diploma コースに学び、L.G.S.M. 音楽家ディプロマ取得。 その後スペインのオスカル、エスプラ音楽院に学ぶ。ギターを岡本一郎、J.L.ゴンザレス、 D.ラッセルの各氏に、作曲をC.ブライトン氏に師事。主な受賞には次のようなものがある。 1977年「ギター音楽大賞」(日本)1位。
1985年「ラミレス・コンクール」(スペイン)1位。
1985年「オレンセ国際コンクール」(スペイン)1位。
1995年「青山音楽賞」(日本)
その他「マリア・カナルス国際コンクール」「M.ジュリアーニ国際コンクール」等、 現在までに10回の受賞がある。 多くのギター作品があるが、特に1993年に楽譜とCDが出版されたギター独奏のための「羽衣伝説」は国際的に高く評価された。また1997年にはギター二重奏のための45分に及ぶ大作「組曲”怒りの日”」が出版されている。また自作のギター協奏曲を2曲初演している。
1996年シューペルノーバ・レーベルからリリースされたCD「グラナダの花」は 近現代のスペイン人作曲家によるギター・オリジナル作品だけを集めたもので、 レコード芸術誌で特選に選ばれた。
王子ヶ丘ギター講習会講師、大阪音楽大学非常勤講師。
 

声 楽

 
  浅井 順子 幼稚園より高校までを甲南学園で過ごし、神戸女学院大学音楽学科声楽家・同志社女子大学研究所を修了。1989年第8回飯塚新人音楽コンクールにてグランプリを受賞。研鑽のため渡欧し、レッセル・マイダン女史の講習に参加。同年第4回童謡の里歌唱コンクール入賞。 1990年NHK洋楽オーディション合格。 「子供と呪文」でオペラデビューし、その後「真夏の夜の夢」のタイターニャ、「フィガロの結婚」のスザンナ、「ポッカチヨ」のフィアメッタ、「ラ・ポエーム」のムゼッタ、「椿姫」のタイトルロール等を演じている他、ヘンデルのメサイア、モーツァルトの「ハ短調ミサ」「レクイエム」、読売交響楽団のニューイヤーコンサート、NHK「FMリサイタル」「土曜リサイタル」など、オラトリオ・コンサートシンガーとしても舞台や放送に幅広く活躍。その端正で気品ある歌唱は、人柄とともに多くのファンを獲得しつつある。 アグリヴィ福沢、畑きみ子、中田淳子の各氏に師事。 関西二期会会員、神戸音楽家協会会員、京都市立堀川高校音楽家講師。
 

  常森 寿子 東京芸術大学を卒業。1966年藤原オペラ「カルメン」のミカエラでデビュー。 1968年ローマに留学、サンタ・チェチリア音楽院で故ジョルジュ・ファヴァレットに師事する。 1970年ロニーゴ国際声楽コンクール第2位、ジュネーブ国際声楽コンクール銀賞受賞。 1971年帰国後、NHK「ニュー・イヤー・オペラコンサート」「世界の音楽」等、数多くの テレビ番組に出演の一方、コンサート、オペラで活躍する。 1977年「ルチア」の名演で第9回鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、 ウィンナーワールドオペラ賞を同時に受賞。また、「交響曲第9番」(ベートーヴェン)の ソプラノ・ソロの出演回数は100回を超える。 1983年のリサイタルでは文化庁芸術祭の大賞を受賞。 1990年より「春のコロラトゥーラ」シリーズを東京・京都・広島で開き好評を得ている。 1994年4月にはイタリアのヴェニスの音楽祭に出演の予定。 現在、京都市立芸術大学で後進の指導にあたっている。 CD「うぐいす・ばら・そして春」(アダムス・エース)「日本の歌」(ビクター)
 

 

柱本 めぐみ 京都市立芸術大学卒業。 東京、大阪、名古屋、京都等でのリサイタルは二十数回に及ぶ。またクラシック音 楽に限らず、ポピュラーや童謡を含めた幅広いレパートリーを生かして、国内外の 各地で様々な演奏会にも出演し、その新鮮な感覚は高く評価されている。 新作の初演や外国作品の日本初演も数多く手がけており、特に現代作品の演奏には なくてはならない存在である。その歌唱力を高く評価し、新しい作品を捧げた 現代作曲家も多い。 また一方、『第九』『メサイア』『復活』等では、ソリストとして活躍。井上道義氏、 小林研一郎氏松尾葉子氏らと共演し好評を博している。 近年は海外公演が多く、昨年のロサンゼルスでソロコンサートの他、アリゾナ州立大学の招きによるアリゾナでのコンサート、韓国ソウルでの公演にも出演。日本人として初めて招かれた「ランザローテ音楽祭」(カナリア諸島)ではスペインのテレビ 局によって放映され話題を呼んだ。 近くオリジナル曲も含めたCDのリリースを予定している。 フランス音楽コンクール第2位。京都音楽協会賞受賞。 日本アルバン・ベルク協会会員。 《 CD 》クロスワード / VOICES(国内未発売)他 Link: MARRY'S HOUSE : 柱本めぐみ氏のプライベートホームページ
 

フルート

 
  清水 信貴 9歳よりフルートを故林リリ子女史に師事。桐朋学園高等音楽科、同大学音楽科にて野口龍氏に師事。大学在学中に読売日本交響楽団入団。2番フルート及びピッコロを担当。 81年ニューヨークフィル首席フルート奏者ジュリアース・ベーカー氏のマスタークラスにて 1位およびヘインズ・フルート賞を受賞。ジュリアード音楽院に留学ベーカー氏に師事。 83年カナダ・ノバ・スコシア音楽祭にてヤング・アーティストに選ばれてリサイタル。帰国後読響に復帰。86年京都市交響楽団に1番奏者として招かれ入団。 95年4月同交響楽団首席奏者となる。同志社女子大学音楽科講師、福岡ミューズ音楽院特別講師。日本フルート協会理事。サイトウキネンオーケストラメンバー。東京フルートアンサンブルアカデミー、広島フルートコンサートコード、日本フルート協会フルートオーケストラ、 J.P.ランパルなどとドビュッシー牧神の午後への前奏曲、VIVALDI Piccolo Concerto 他をCD録音。 日本フルートコンベンション、京都国際音楽祭、芸術祭典「京」などの他各地でリサイタル、室内楽の演奏会、NHK-FMなどに出演。京都市交響楽団とイベール:フルート協奏曲「ハリル」、広島交響楽団定期演奏会にモーツアルト・フルートとハープのための協奏曲で客演。バンドジャーナル、バンドピープル、日本フルート協会誌にセミナーを執筆。 92年バイバーズ誌に連載した「清水ゼミ」は大好評となる。「ザ・フルート」誌にオーケストラスタディセミナーを連載。96年ギタリスト藤井眞吾とCD「夜のスケッチ」をリリース。 97年はプラハの春での京都市交響楽団の演奏会で O.F.コルテのフルート協奏曲を演奏するほか、 藤井敬吾との2枚目のCDリリースを予定している。
 

  長山 慶子 京都市立堀川高等学校音楽科卒業。 京都市立芸術大学音楽学部卒業。 パリ国立高等音楽院を満場一致の1等賞を得て卒業。 パリ UFAM 国際コンクール第1位。 第1回フルートコンヴェンションコンクール第2位。 ドップラーフルートコンクール第2位。(1位なし) 第2回ランパル国際フルートコンクール第5位。 1984年京都市新人芸術家選奨受賞。 リサイタル、室内楽の他、関西フィル、大フィル、大阪センチュリー響、 ドイツバッハゾリステン等と共演。 現在、大阪センチュリー交響楽団首席奏者、同志社女子大学、大阪音楽大学、 愛知県立芸術大学の各非常勤講師。
 

ハープ

  村上 ひろみ 同志社大学文学部美学及び芸術学専攻卒業。 京都芸術祭新人演奏会に出演。 東京ゾリステン、関西フィルハーモニー等のオーケストラとコンチェルト共演。 「フランス音楽の夕べ」「Le concert de L'apres-midi」「ジョイントリサイタル」等開催。 1990年、故L.バーンスタイン氏の提唱により開催されたパシフィック・ミュージック・フェスティバルの オーケストラオーディションに合格。故 P.ベルクハウト、M.C. ジャメ両氏の指導を受ける。 雨田光示、三浦由美子両氏に師事。 現在、フリーのハーピストとして室内楽、オーケストラ、独奏と様々な分野において 演奏活動を行っている。
 

オーボエ/クラリネット

  呉山 平煥 兵庫県西宮市に生まれる。 丸山盛三氏(元NHK交響楽団首席奏者)に師事。今津中学校、明星学園高校、早稲田大学を経て、 1968年京都市交響楽団に入団、翌年首席奏者となり現在に至る。いっぽう独奏者、室内楽奏者としても活躍し、ラジオ、テレビに数多く出演。これまでに29回リサイタルを開いている。 1974年9月渡独し、国立ベルリン芸術大学に入学後、カール・シュタインス教授(ベルリン・フィル)に師事。渡欧中カエラータ・アカデミック・ザルツブルグ(アントニオ・ヤニグロ指揮)と共にザルツブルグ・モーツァルト音楽週間をはじめ、スイス各地を演奏旅行。また、 ティボール・ヴァルガ室内合奏団のドイツ、スイス演奏旅行では、ローターコッホ(ベルリン・フィル)の代役として、バッハの二重奏を演奏し、成功をおさめる。 1975年帰国。1983年より草津国際音楽祭に参加。ウィーン・フィルハーモニー弦楽ゾリステン、ウィーン弦楽トリオと共演。リヒャルト・シュトラウスのオーボエ独奏曲を先駆的に演奏。国際的なアーティストとの共演も数多い。1987年藤堂音楽賞、1994年京都芸術祭特別賞受賞。同志社女子大学、大阪音楽大学講師。1995年よりユーディ・メニューインの招きにより アジア・ユース・オーケストラの指導にあたっている。
 

  黒岩 義臣 1946年東京に生まれる。千葉県立東葛飾高等学校在学中よりクラリネットを北瓜利世氏に師事。桐朋学園大学音楽学部卒業後、1970年、西ドイツ政府給費留学生として渡独、国立デトモルト音楽大学にてクラリネットをヨスト・ミヒャエルス教授に師事。 1973年、最優秀の成績を得て同大学を卒業。同年、南ドイツのフライスブルグ・フィルハーモニーオーケストラに入団。 またフライスブルグレーザー・ゾリステンのメンバーとして南ドイツ及びスイスの各地でアンサンブルの独奏会や放送録音等を行う。1978年、北ドイツのドルトムント・フィルハーモニーオーケストラに入団、オペラやシンフォニー等の演奏の傍ら、ドルトムントフィルハーモニー三重奏団のメンバーとしてドイツとフランスの各地で演奏を行う。 1988年に帰国、以来同志社女子大学学芸学部音楽学科助教授、 愛知県立芸術大学音楽学部講師も勤めている。現在までにドイツ及び東京、京都にて数度リサイタルを開催、1994年夏には南ドイツのノイブルク(ドナウ)における サマーアカデミーに講師として招かれた。
 

パーカッション/マリンバ

  山本 毅 京都市立芸術大学音楽学部において、打楽器を村本一洋に、マリンバを種谷睦子氏に師事した後渡独。デュッセルドルフ音楽大学にて、ゲオルグ・ブライヤーにティンパニーを学んだ。帰国後、札幌交響楽団副主席奏者を経て、現在母校京都市立芸術大学音楽学部で後進の指導にあたるとともに、ユーオーディア管弦楽団においてティンパニーと打楽器を担当している。
 

  宮本妥子 1970年静岡生まれ。6歳よりマリンバをはじめ、 滋賀県立石山高校音楽科を経て、92年同志社女子大学芸術学部音楽学科打楽器専攻を卒業。 93年同大学音楽学会「頒啓会」特別専修課程卒業。この間、滝厚美、北川皎、中谷満、 上埜孝、山口恭範、吉原すみれの諸氏に師事。 93年ドイツ国立フライスブルク音楽大学大学院に入学。 B.Wulff、宮崎泰二郎の両氏に師事。96年同大学を首席最優秀で卒業する。 1995年ルクセンブルグ国際マリンバコンクールにて特別審査員賞受賞、 ルクセンブルグ交響楽団とマリンバ協奏曲を共演。 97年第46回ミュンヘン国際音楽コンクール打楽器部門ファイナリスト。同年フライブルク音楽大学代表としてアメリカ・ロチェスターにおいて招待演奏会をおこない、 あわせてCD録音も行われる。また、98年4月には、ミシャエル・ジェレー氏(ウィーン国立音楽大学教授)に委嘱した打楽器協奏曲をバーゼル交響楽団と世界初演し、ラジオ放送もされる。その他、フライブルク音楽大学メンデルスゾーンコンクール・アンサンブル部門第1位、 ライプチヒ現代音楽アンサンブルコンクール第1位。 日本においては、姉の宮本愛子(フランス・リール国立交響楽団常任打楽器奏者、 フランス在住)との姉妹デュオによりデュオ「リトュム」を結成。 1996年からはパーカッション・アンサンブル「シュレーゲル」のメンバーとしても活躍、 97年12月にはソロ・リサイタルを京都にて開催し好評を博した。 平成10年度滋賀県文化奨励賞受賞。 1999年2月県民芸術劇場びわ湖ホールのオープニング企画、県民芸術劇場の中で、 岩城宏之指揮のびわ湖祝祭管弦楽団とミシャエル・ジャレー作曲の 打楽器狂騒曲を日本初演し、その音楽性を見事にアピールした。 96年からフライブルク音楽大学ソリスト科で研鑽を積み 首席最優秀でドイツ国家ソリスト演奏家資格を取得した。この7月にはフランス・パリで、ピエール・ブーレーズ率いる アカデミー・アンサンブルコンテンポラリーのメンバーとしてコンサート出演。11月にはブエノスアイレスにて、ソロ・リサイタルの予定。 ヨーロッパを中心に、世界各地で演奏会を展開する。 Link: Yasuko Miyamoto Official Website
 

  通崎 睦美 1967年京都市生まれ。5歳よりマリンバを始める。 1992年京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。大学院賞受賞。 1991年のデビューコンサート以降、自身のコンサートをプロデュースし、毎回新しい試みに取り組んできた。 「通崎睦美2夜連続マリンバコンサート」(1993)で青山音楽賞、「通崎睦美マリンバリサイタル」(1998)で大阪文化祭賞を受賞。 1995年 CD「MUTSUMI~Songs from Asia」(ewcc0003)をリリース。 常に作曲や編曲の委嘱を活発に行い、独自のレパートリーを開拓している。 1993年より演奏を始めたアストル・ピアソラ作品については、 小松亮太&タンギスツ、井上道義指揮/京都市交響楽団、等多種のユニットとの共演を重ね、1999年にリリースしたCD「M×PIAZZOLLA」(ewcc0005)は、「アイディアがアイディアに終わらず、ピアソラの音楽に新たな表現をもたらした」 (濱田滋郎/レコード芸術)と評された。
 

アンサンブル

 
 

カヴァサントリオ

1987秋、世界で唯一のマンドリン・ギター・チェロのトリオとして結成。楽しいコンサートを目指して、出来る限り親しみやすい曲を独自のアレンジでジャンルを広げながら取り入れ、積極的な演奏活動を続けている。関西を拠点に、東京、名古屋方面での数回にわたるコンサートの他、北海道、東北、九州への演奏旅行を行い、各地で好評を博している。 1993年に開催された第1回大阪国際室内楽フェスタでは、ファイナルステージまで進出し、話題となった。1989年1枚目のCD「春」、1992年「冬」、1996年「秋」を制作。
川口 雅行(マンドリン)、松本 吉夫(ギター)、成川 昭代(チェロ)
 

  トリオ GOM 呉 信一/京都市立芸術大学助教授大阪音楽大学、相愛大学講師、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー
大谷 正和/京都女子大学専任講師、相愛大学講師。
森田佳子/大谷大学、滋賀県立石山高校音楽科講師。関西二期会会員。日本シューベルト協会同人。
 

 

京都チェンバーオーケストラ

1993年に設立され、1994年平安遷都1200年を記念してデビューしました。「京都チェンバー・オーケストラ」は2本の柱をもっております。その1つは「京都に本格的な奏者達による本格的な室内オーケストラ」をつくり高い水準の演奏をすることであります。もう1つは「邦楽器を加えたレパートリー」を拡充することであります。メンバーはオーケストラ活動15年の経験と室内楽のキャリア豊かな鈴木博嗣を指揮者とし、すでに定評のありますヴァイオリニスト、鷲山かおり、塩見祐子の2人のリーダーを中心に、関西を中心に「よく奏けて、室内楽ができる」奏者達(土屋理香、幸田聡子、柳瀬順平、大沢明、山村茂、西出昌弘etc.)を選び、また邦楽界のホープ、琴の福原佐和子をメンバーに、邦楽界とのつながりを密にしつつ、新たなるレパートリーの拡充に努めております。すでに後援会員も200名を数え、年3回の定期と、数多くの依頼演奏をこなし、いずれも大好評を賜っております。今後は海外の演奏家との交流も密にし、益々の充実を期して 日夜努力を重ねております。
 

 

サンガ・
サラスバティ
幸田 聡子(1st.ヴァイオリン)、 井上 隆兵(2nd.ヴァイオリン)
小倉 幸子(ヴィオラ)、 柳瀬 順平(チェロ)
 

  鈴木博詞 1976年京都市立芸術大学卒業。同年京都市交響楽団にヴァイオリン奏者として入団。 15年間のオーケストラ生活の後、1991年に退団。その間、岩淵龍太郎四重奏団の ヴィオラ奏者として、あるいは京都ソロイスツのリーダーとして、ソロ、室内楽の 各分野でも活躍。
1991年以後、兵庫県社町のヴァイオリン教室の設立に参加し、1992年には 鈴木博嗣室内楽ゼミを開催。1993年京都チェンバーオーケストラを設立するなど、 活動は多岐にわたっている。
ヴァイオリンを岩淵龍太郎、中西和代の各氏に、ヴィオラを田口朝子氏に、 室内楽を岩淵龍太郎、黒沼俊夫、H.ピンダーの各氏に師事。
現在、神戸室内合唱団ヴァイオリン奏者、京都チェンバーオーケストラ指揮者。
 

  DUO きょうと
 

  デュオ・ドルチェ 樋上 由紀、塩見 裕子
 

  DUO ヴォルフィ 鈴木博嗣:ヴァオリン、宮澤和代:ピアノ
 

 

コレギウム・
ムジクム・
テレマン

コレギウム・ムジクム・テレマンとはテレマン室内管弦楽団を母体とするバロック楽器の団体。バロック楽器というのは、バロック時代(1700年頃)に使われていた楽器のレプリカ、もしくはオリジナル(20世紀に一度モダン楽器として改造されたものを、元の形に修正したもの)のこと。例えばバロック楽器のヴァイオリン(バロックヴァイオリン)には、ガット弦(テニスラケットと同じもの)使用、細い魂柱、華奢なバスバー、傾斜のないネックなどの特徴がある。
コレギウム・ムジクム・テレマンは1983年、バロックチェリスト、アンナー・ビルスマとの共演を機にバロック楽器に取り組みはじめ,バロックヴァイオリンの奇才、サイモン・スタンデイジの指導のもとで急成長を遂げ、90年にはスタンデイジ主催の「コレギウム・ムジクム'90」と提携を結ぶ。また同年、我が国を代表するチェンバリスト中野振一郎がディレクターに就任。 中野独特の演出力と圧倒的な音楽性の高さで、コレギウム・ムジクム・テレマンは数多くの聴取を魅了し続けている。 1992年6月にはアメリカの「バークレー古楽フェスティバル」に参加、絶賛を浴びて帰国。 1999年2月のドイツ招聘演奏旅行(バロック楽器団体の演奏が欧州より招聘されたのは、これが本邦初。)では、ディレクター中野振一郎のもとで見事に聴衆を沸かせ、 バロック音楽の魅力を国際的にアピールすることができた。
2000年よりコンサートマスターに中山裕一が就任。 同年12月には中野振一郎とともにCD「バッハ:チェンバロ協奏曲集」を初リリース。「21世紀のバロック音楽演奏の行方を示唆する一枚」(「音楽の友」2001年2月号:吉村渓)、「かなりのテクニシャンの集まり」(「レッスンの友」2001年2月号)という評を得る。そして2002年1月25日には「テレマン作品集1/組曲"昔と今の諸国の人々"」をリリース予定。
 

  延原武春 &
テレマン
室内管弦楽団
「テレマン室内管弦楽団」はバロックからベートーヴェンまでを専門とする国内唯一の室内管弦楽団。 1963年にいち早く、バロック音楽の啓蒙を活動の大きな柱として延原武春が創設。「大阪文化祭賞」をはじめ、「文化庁芸術祭優秀賞」(関西初)等の数々の賞を受賞。なかでも1986年の「第17回サントリー音楽賞」(関西初)の受賞は、 関西に芽生えたこの団体の国内に於ける評価を決定的なものにした。
世界的な音楽家との交流も広く、世界的トランペット奏者のM.アンドレや、イ・ムジチ全盛期のコンサートーマスター、F.アーヨ(レコーディングにも参加)をはじめ、 F.ブリュッヘン、M.ラリュー、J。ランパル、H.J.シェレンベルガー、P.ダム、G.カー、 G.ボッセ、K.マズアなど共演したアーティストは枚挙に暇がない。
バロック時代の作品は言うに及ばず、ハイドン、モーツァルト等の古典派のレパートリーも豊富。特に1982年には、ベートーヴェンの交響曲第9番を、初演当時の編成で演奏。これが「百人の第九」と言う人気シリーズとして現在まで定着(ザ・シンフォニーホール主催)。ベートーヴェン当時のメトロノームのテンポ指定に基づいた、延原の新鮮な解釈は画期的な試みとして迎えられた。J.E.ガーディナーやC.ホグウッドら古楽系の指揮者がこぞって「百人の第九」の演奏テープを自国に持ち帰るなど、現在の「第九」をはじめとするロマン派のレパートリーにいたる原典主義的演奏に多大な影響を与えている。
また延原武春の指揮者としての活動は国内はもとより、ヨーロッパ各国のオーケストラより招聘を受け度々渡欧。 2001年9月には大阪センチュリー交響楽団を指揮し、ベートーヴェンやモーツァルトを好演、好評を博したことは記憶に新しい。「日本のアーノンクール」という威名が示すごとく、 正に「18世紀音楽の専門家」として多くの支持を集めている。テレマン作曲「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」等をはじめ18世紀のオラトリオや宗教曲を次々と本邦初演。その数とレパートリーの豊富さは他の追随を許していない。 これまで「神戸市文化奨励賞」「第9回井上文化賞」「第15回ブルーメール賞」「平成12年度兵庫県功労者表彰(県民生活振興功労賞)」などが授与されている。